「涼厨」 GHP

 

 
ガスエンジンでコンプレッサーを駆使し、高確率の冷暖房を実現する空調システム
「GHP(ガスヒーポン)」とは、「ガスエンジン・ヒートポンプ・エアコン」の略。室外機のコンプレッサーをガスエンジンで駆動し、ヒートポンプによって冷暖房をおこなう空調システムです。GHP(ガスヒーポン)には大きく分けて4つのパートがあり、この中を「冷媒」と呼ばれる物質が気体や液体に変化して循環しています。冷房と暖房では、冷媒の流れが逆になります。
GHP(ガスヒーポン)の暖房では、エンジンを動かすために使用したガスの廃熱も利用するため、霜取り運転をする必要がなく、電気式よりもパワフルでスピーディーな暖房を実現します。消費電力が電気のヒートポンプに比べて約10分の1になることから、契約電力に大きな余裕が生まれ、割引ガス料金制度もあるため、ランニングコストを大幅に節約することが可能です。
省エネ・省コストで年間を通じて快適な空間を創造するGHP(ガスヒーポン)は、さまざまな業種のお客さまからの高い支持を集めています。
 

 

 
ガス空調のメリット

1.省電力なため、ピークカットに貢献
ガス空調は、電気ヒートポンプ等の電気空調に比べて圧倒的に消費電力が少ないため、逼迫した真夏のピーク電力削減に貢献します。

 
2.消費電力量削減で、契約電力も低減。
ガス空調の導入により空調にかかる消費電力を減らせるので、ピーク時の電力デマンドが低減し、契約電力を下げることができます。
例えば、GHPの場合、消費電力量はEHPの1/10。発電機能付きGHPであれば約1/100まで低減します。
 
3.クリーンエネルギーの都市ガスで環境負荷低減
ガス空調の燃料となる都市ガスは、燃焼時のCO2排出量が最も少ない化石燃料です。大気汚染の原因となるNOx(窒素酸化物)の発生も少なく、SOx(硫黄酸化物)の排出量はありません。
出典:
CO2は「火力発電所待機影響評価技術実証調査報告書」(1990年3月)/(一財)エネルギー総合工業研究所
SOx2 、 NOx2は「natural gas prospects」(1986) /OECD・IEA
 
4.停電時でも空調や電力を使用可能なシステムも構築可能
電源自立型のGHPは、電力供給なしで空調運転を開始し、発電した電力を照明や通信機器などに供給可能です。ナチュラルチラー(吸収式冷温水機)でもコージェネレーションと組み合わせて導入することにより、排熱利用による省エネと停電時の空調利用を実現するシステムを構築することができます。
 
5.パワフル&スピーディ(GHP)
ガスヒーポンはガスエンジンの排熱を利用して暖房するため、立ち上がりがスピーディです。外気温が低下しても、暖房能力が左右されず常に安定した暖かさとなります。
 
6.自然冷媒による環境性の高さ(吸収式冷温水機)
ナチュラルチラー(吸収式冷温水機)は、水を冷媒としているので、冷媒漏洩があった場合でも地球温暖化への影響はありません。
※地球温暖化係数(GWP)・・・CO2を1とする地球温暖化影響の比率
出典:IPCC第4次レポート
 
 
 

▲TOPへ

 
 
 
Copyright TSUSHIMAGAS All RightReserved.